パリでTCFを受けてみた
パリでTCFを受けてきました
昨日、パリでTCFを受けてきたので、今日はTCFについて書きたいと思います!
TCFとは
TCFとはフランス国民教育省のフランス語学力テストです。
詳しい説明を以下に引用します。
TCF (Test de Connaissance du Français) は、フランス国民教育省が認定した総合的なフランス語学力を測るテストです。点数に応じて受験者のレベルを、言語に関する欧州共通基準 (CECRL) の6段階で判定します。TCFは、自分のフランス語能力を英語のTOEICのように素早く確実に測ることを望む、16歳以上の方全てを対象としています。また、DELF・DALFの受験に際し、どのレベルを受験するべきかの判断基準にもなります。受験者にはテストの成績を記載した証明書(有効期間2年)が発行されます。
出典:
つまり、TCFには不合格などはなく、自分のレベルが示されるテストであるという事ですね。資格ではないので、2年間という有効期限があります。
必須試験は、聴解、語彙・文法、読解の三分野で成り立っています。
DELFとの違い
DELFとは、フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格です。
これは資格なので、一度取得すれば無期限で有効です。自分のフランス語の能力や知識を証明書として形にすることができるものです。
申し込み方法・開催時期・料金
申し込みはフランス全土にある試験センターCoordonnées des centres de passation TCF "tout public" | CIEPへ直接申し込みます。センターによって、インターネット、郵送、直接行って申し込むなど色々な方法があります。締め切り日も様々なので注意が必要です。
開催時期や料金もセンターによって違うので、自分の都合にあうセンターを見つけます。
料金は基本的に郊外よりパリ市内のほうが高いです。
詳しい試験センターの情報については次回の記事に書きたいと思います^^
勉強方法
TCF用のテキストで勉強するのももちろんよいですが、私はインターネットで勉強しました。
私が使ったのは、TV5というサイトです。練習問題のほかに、模擬試験も受ける事ができ、結果も出してくれます。
TCF - TV5MONDEで、フランス語の知識をオンラインテスト
無料のサイトです。
他に、私は使いませんでしたが、RFIというサイトでも無料で勉強できます。
TCF - Test de connaissance du français | RFI SAVOIRS
当日の流れ
センターに指定された時間に、身分証明書を持って集合します。
試験は紙のタイプとパソコンで受けるタイプの二種類があり、試験センターによって違います。パソコンの場合は、受験後その場ですぐに仮の証明書を受け取る事ができます。
結果受け取り
試験結果は週末をのぞく15日以内にセンターに送られますので、それを直接取りにいきます。
しかし、これもセンターによっては4週間かかるとしているところもありますので、注意してくださいね。
私は、無事に目標としていたB1レベルを取得する事ができました!
次はB2に向けてがんばります!